【5月3日 AFP】フランス中部ブールジュ近郊にある仏軍所有地で違法なレイブが行われ、最大で4万人の参加者が集まった。会場には古い不発弾が残っている可能性があり、爆発の危険性があると警告されていたにもかかわらず、多くの人々が押し寄せた。

1日に始まったこの無許可イベント「フリーパーティー」では、広大な射撃訓練場に重低音のテクノ音楽が響き渡った。参加者の多くは鮮やかな衣装を身にまとい、上半身裸の者もいた。

当局は2日朝の時点で参加者を2万人と見積もっていたが、その後さらに人が流入し、現地にいたフリーパーティー支援団体「Tekno Anti Rep」はAFPに対し、夕方までに参加者は3万5000〜4万人に達したと述べた。

地元当局によると、会場内の道路近くで砲弾が見つかり、爆発物処理班が出動する事態となった。

このパーティーは、フランス議会が無許可レイブに対する規制強化を進めている中で開催されており、主催者に対する拘禁刑や参加者への罰金導入が検討されている。

地元シェール県のフィリップ・ルモワンシュルズール知事は、この場所について「残存している可能性のある不発弾のため、極めて危険だ」とし、現代の砲弾は危険性がないものの、第2次世界大戦時代の古い不発弾にはリスクがあると警告した。

土地を所有する仏軍事装備総局でさえ危険性を正確には把握していないといい、「150年間使用されてきた場所であり、古い砲弾が存在する可能性があることは分かっている」と述べ、爆発物処理班が定期的にそれらを発見していると付け加えた。

射撃訓練場の大きさは1万ヘクタールに及び、試験中は閉鎖されるものの、それ以外の期間には一般に開放されている道路が縦横に走っている。(c)AFP