錦織圭が今季限りでの引退表明、日本男子初の世界トップ10
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【5月1日 AFP】男子テニスの錦織圭(36)が1日、今季限りでの現役引退を表明した。日本勢男子選手として最も多くの栄誉を手にした錦織は、度重なる故障で苦しんだキャリアに終止符を打つ。
この日、今シーズンを持って引退する事決断したとSNSで投稿した錦織は、「正直に言えば、今でコートに立ち続けたい気持ちはあります。それでも、これまでのすべてを振り返ったとき、『やり切った』と胸を張って言える自分がいます」と述べた。
「トップの舞台に立ち、トップ10という場所まで辿り着けたことは、自分にとって大きな誇りです」「勝利の喜びや敗戦のくやしさ、満員の会場で感じたあの特別な空気は、何にも代えがたいものでした」
「度重なる怪我との戦いの中で、思うようにプレーできないもどかしさや、不安に押しつぶされそうになったこともありました。それでも『テニスが好きだ』『もっと強くなれる』という思いが何度でも自分をコートに戻してくれました」「残りの試合も、一瞬一瞬を大切に、最後まで戦い抜きます」
錦織は長年にわたって繰り返す負傷に悩まされ、先月にはなんとか持ちこたえていると自身の体の状態について話していた。
2014年の全米オープンテニスでは、日本人選手初の四大大会(グランドスラム)シングルス決勝に進出。また日本人男子選手として男子プロテニス協会(ATP)の世界ランキングでトップ10入りを果たし、自己最高では4位につけた。
さらに、2016年のリオデジャネイロ五輪では、銅メダルを手にした。
ツアー通算の優勝は12回を数える。(c)AFP