モジタバ師、イランの核開発やホルムズ支配を放棄しない姿勢強調
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【5月1日 AFP】イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は4月30日、核やミサイル開発を放棄しない姿勢を示し、ホルムズ海峡はイランの管理下にあると強調した。イランの国営テレビが伝えた。モジタバ師は最高指導者に選出後、公の場に姿を見せていない。
モジタバ師は声明で、米国を「世界のいじめっ子」と非難し、「米国の計画の恥ずべき敗北の後、ペルシャ湾とホルムズ海峡に新たな章が開かれている」と述べた。
中東地域の米軍基地について「自らの安全を確保する能力すらなく、同盟国の安全を確保する希望を提供することなどできない」と述べた。
その上で、「ナノテクノロジーやバイオ技術から核やミサイルに至るまで先端技術を国家資産と見なしている」とし、核やミサイルの技術を放棄しない姿勢を改めて強調した。
また、イランによるホルムズ海峡の「新しい法的枠組みと管理」を称賛し、これが地域の国々に「安心と進歩」をもたらす手段であるとし、エネルギー輸送の要衝がイランの管理下にあることを主張した。
モジタバ師は、父で前任者のアリ・ハメネイ師を殺害した米国とイスラエルの空爆で負傷したと伝えられる中、イランの新しい最高指導者に選出された。
その後、公の場に姿を見せておらず、書面での声明のみを発表しているため、健康状態や生存について憶測が飛び交っている。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、モジタバ師の重傷を負っているが思考ははっきりしているという。(c)AFP