パウエルFRB議長、理事留任の意向 トランプ氏不満あらわ
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【4月30日 AFP】5月15日に任期満了となる米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は29日、「一定期間」理事として残る意向を示した。この発表にドナルド・トランプ米大統領を不満をあらわにした。金利引き下げの要求に応じなかったパウエル氏は、トランプ氏を激怒させてきた。
議長として最後の連邦公開市場委員会(FOMC)に臨んだパウエル氏は、後の記者会見で、トランプ政権からの前例のない圧力の中、連邦準備制度理事会の独立性維持に関して懸念を示した。
パウエル氏は記者団に対し「国民にとって本当に重要なもの、政治的要因を考慮せずに金融政策を実行する能力が、これらの政治的な攻撃によって傷つけられ、リスクにさらされることに不安を覚える」と語った。
パウエル氏の留任の意向を受けてトランプ氏は「ジェローム『遅すぎる』パウエルは、他に仕事が見つからないから理事会に留まりたいだけだ。誰も彼をほしがらない」と自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
元議長が知事として留任するのは珍しいが、前例がないわけではない。
しかし、スコット・ベセント財務長官は、FOXビジネスに対し、これは理事会の規範に対する「違反」であり、トランプ氏が新議長に指名したケビン・ウォーシュ氏に対する「侮辱」だと述べた。(c)AFP