韓国・脱走オオカミが童話に…出版わずか半月、「AIの急ごしらえ」か
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【04月30日 KOREA WAVE】韓国・大田(テジョン)オーワールドから脱走して話題となった「ヌック」の物語に着想を得た創作童話『ヌックの夢』の出版をめぐり、オンライン上で賛否が分かれている。
文学世界社は24日、小学校教師出身のデジタルクリエーターによる初の童話『ヌックの夢』を出版したと明らかにした。同書は、幼いオオカミが柵の下の土を掘って外の世界へ出て、9日間の旅を経験する物語を描いている。
出版の知らせが伝わると、24日から各種オンラインコミュニティーやSNSで熱い議論が広がった。
出版を歓迎する人たちは、社会的関心を創作物につなげた点に注目している。あるネットユーザーは「ニュースでヌックの消息を知り、子どもたちとその気持ちについて想像したことがある。童話ではどのように広がるのか気になる」と期待を示した。別のユーザーからも「子どもと一緒に読み、自由の意味を分かち合いたい」といった前向きな反応が出た。
専門家からも好評が寄せられた。詩人チョン・ユンホは同書について、「子どもたちには胸躍る冒険を、大人たちには長く忘れていた自由と懐かしさの感覚を再び手渡す作品」と推薦の言葉を寄せた。
一方で、懸念や批判の声も少なくない。実際の出来事からわずか半月ほどで本が出版された点を挙げ、「話題性を利用した薄っぺらな商売」との指摘が出ている。特に制作期間が異例に短いことから、オンラインコミュニティーを中心に、人工知能(AI)を活用して急ごしらえしたのではないかとの疑惑まで提起されている。
一部のネットユーザーは「今だと思って急いで出した感じで、あまり有益ではない」「AIに適当なあらすじを与えて童話を一つ作らせれば、それなりにもっともらしい結果が出そうだ」として、創作の真摯さに疑問を示した。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News