イスラエル大統領、ネタニヤフ氏汚職裁判での恩赦を当事者と協議へ
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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【4月29日 AFP】イスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領は28日、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の弁護団と検察を自宅に招き、同首相の恩赦について話し合う予定だと発表した。
ネタニヤフ氏は、国内の複数報道機関から有利な報道を得るために取引を行ったとされる2件の疑惑に加え、富豪から26万ドル(約4150万円)の高級品を受け取り、見返りとして政治的便宜を図ったとして起訴されている。
ヘルツォグ大統領の法律顧問は、弁護団と検察側に宛てた手紙に「(ヘルツォグ大統領は)首相に関する要請に関して権限を行使する前に、当事者間で理解に達するための議論を行うべきだと考えている」と書いた。
汚職で裁判にかけられたイスラエル初の現職首相となったネタニヤフ氏は、一貫して不正行為を否定している。
ヘルツォグ氏の事務所は、予定されている議論について「大統領が恩赦の権利を行使するかどうか検討する前の予備的なステップに過ぎない」としている。
米国のドナルド・トランプ大統領は2025年10月、イスラエル議会での演説の中でヘルツォグ氏に対し、ネタニヤフ氏に恩赦を与えるよう促した。
ネタニヤフ氏の裁判は、イランとの紛争で発令された緊急事態制限が解除されたことを受け、約2週間前に再開された。(c)AFP