米当局、ABCの放送免許審査前倒しを指示 トランプ氏夫妻からの批判影響か
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【4月29日 AFP】米放送事業を監督する連邦通信委員会(FCC)は28日、米放送局ABCの放送免許について、前倒しで審査を行うよう指示した。この前日、ドナルド・トランプ米大統領と妻のメラニア氏は、ABCテレビの深夜トーク番組に出演する人気コメディアン、ジミー・キンメル氏を解雇するよう要求していた。
米国連邦通信委員会(FCC)の指示は、親会社のディズニーとそのテレビ子会社に影響を与える。
トランプ氏夫妻は27日、ホワイトハウス記者会(WHCA)主催の夕食会でトランプ氏に対する3度目の暗殺未遂が起きる2日前に放送された「ジミー・キメル・ライブ!」でのジョークが暴力を煽る内容だったとして、キンメル氏の解雇を呼びかけていた。
番組でキンメル氏は、この夕食会を題材にトークを展開。ファーストレディについて「トランプ夫人、あなたは美しい。まるで未亡人となるのを待つ女性のようだ」とジョークを飛ばした。
キンメル氏は、27日の番組で大統領夫妻からの批判を一蹴。「2人の年齢差についてのジョークだったことは明らかだ」と述べ、「トランプ氏がもうすぐ80歳で、メラニア氏が私より若いという事実についての非常に軽いいじりだった」と説明した。
米国史上最年長で大統領に就任したトランプ氏は、6月で80歳になる。妻のメラニア氏はスロベニア出身の元モデルで56歳だ。
しかし、キンメル氏による説明を受け、ホワイトハウスのスティーブン・チャン広報部長は28日、「(キンメル氏は)謝罪する代わりにそのジョークを繰り返すクズ人間だ」とX(旧ツイッター)への投稿で批判した。(c)AFP