元FBI長官、トランプ氏殺害予告で起訴 「86 47」画像投稿
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【4月29日 AFP】米南部ノースカロライナ州の連邦大陪審は28日、ドナルド・トランプ大統領の殺害を予告した罪などで、連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー元長官を起訴した。トランプ氏を公然と批判してきたコミー元長官(65)に対する以前の訴訟は、5か月前に棄却されていた。
コミー元長官は昨年5月、貝殻を並べて「86 47」とつづった画像をインスタグラムに投稿した。
トランプ氏は当時、FOXニュースのインタビューで、「86」は殺害を意味するスラングで、「47」は第47代大統領のトランプ氏を指していると主張。
「彼はそれが意味するところを正確に理解していた」「それは暗殺を意味している。一目瞭然だ。彼はそれほど有能ではなかったが、その意味を理解する程度の能力はあった」と述べた。
起訴状では、貝殻で「86 47」とつづったことは、「(トランプ)米大統領に危害を加える意図を強く表明したもの」だとされている。
トッド・ブランシュ司法長官代行は、コミー元長官を「米大統領の命を奪い、身体的危害を加えると故意に脅迫した」罪と、州間脅迫の罪で起訴したと述べた。
それぞれの罪で、10年以下の拘禁刑を科される可能性がある。
ブランシュ氏は、「誰のものであれ、命を奪うと脅迫することは危険で、犯罪になり得ることは言うまでもない」「米大統領の命を奪うと脅迫することを、司法省は決して容認しない」と述べた。
パム・ボンディ前司法長官は今月解任された理由の一つは、トランプ氏の政敵を起訴できなかったことにあると報じられている。
トランプ氏は就任以来、敵とみなした人物に対して数々の懲罰措置を講じ、忠誠心がないとみなした政府高官を粛清している。
ブランシュ氏は、トランプ氏の元顧問弁護士で、その政敵に対する捜査を正当化している。
ブランシュ氏は「確かに捜査対象の中には、大統領が過去に問題視し、捜査すべきだと考えている人物や団体が含まれている」「それは大統領の権利であり、実際には大統領の義務でもある」と述べた。(c)AFP