【4月28日 AFP】韓国のソウル高裁は28日、あっせん収賄などの罪で1審で有罪と判断された尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の妻・金建希被告に対し、懲役4年の判決を言い渡した。

1審の判決では、懲役1年8月が言い渡されていたが、高裁では、一審で証拠不十分として無罪とされていた株価操作についても有罪の判断が下された。

ソウル高裁は、金被告に対し、懲役4年と5000万ウォン(約540万円)の罰金を言い渡した。判決言い渡しの様子は生中継された。

裁判所は、知人が経営する自動車販売業者の株価操作に金被告が関与したと判断。「共謀的な取引行為」があったと認め、有罪とした。

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関係者から高級バッグなどの贈り物を受けたほか、企業や政治家からも20万ドル以上の金品を受け取ったとして、あっせん収賄などの罪に問われていた金被告は、1審で言い渡された懲役1年8月を不服として控訴。一方の検察側も、1審の判決が軽すぎることや一部無罪判決が不当であると主張していた。

高裁によると、金被告は自身の罪を認めず、終始言い訳ばかりしていたとされる。

また金被告の行為により「国政の透明性や国家政策の公正な執行に対する国民の信頼が損なわれた」と指摘した。(c)AFP