オープンAIのCEOが町に謝罪、加銃乱射犯のアカウント通報せず
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【4月25日 AFP】米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は、2月にカナダ西部ブリティッシュコロンビア州タンブラーリッジで起きた銃乱射事件で甚大な被害を受けた町に謝罪し、犯人の不穏な「チャットGPT」アカウントについて警察に通知しなかったことを「深くおわびします」と述べた。
トランスジェンダー女性のジェシー・バンルーツェラー容疑者は2月10日、自宅で母親と義理の兄弟を殺害した後に地域の中等学校で子ども5人と教師1人を殺害し、その後自ら命を絶った。オープンAIは昨年6月、この容疑者のアカウントを停止している。
アカウントは暴力行為に関連する利用が懸念されたため停止されたが、オープンAIは差し迫った攻撃を示す情報はなかったとして、警察には通報しなかったと説明している。
カナダ当局はオープンAIの対応を非難して同社幹部を呼び出し、安全対策について協議。また、被害を受けた少女の家族は、過失があったとしてオープンAIを提訴している。
アルトマン氏は23日にタンブラーリッジ住民に宛てた書簡を送り、24日に地元ニュースサイト「タンブラーリッジ・ラインズ」がその内容を伝えた。
アルトマン氏は、「6月に停止したアカウントについて、法執行機関に通報しなかったことを深くおわびします」「言葉だけでは到底十分ではないことは承知していますが、皆さんの地域社会が受けた被害と取り返しのつかない喪失を認識するためにも、謝罪は必要だと考えています」と記した。(c)AFP