米国務長官、サッカーW杯でイラン選手歓迎 革命防衛隊関係者の入国は拒否
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【4月24日 AFP】米国のマルコ・ルビオ国務長官は23日、2026年サッカーW杯北中米大会でイラン代表の選手たちは歓迎されると述べ、イタリアが代替出場する可能性を示唆した提案から米政府が距離を置いていることを示した。
ルビオ氏はホワイトハウスの大統領執務室で記者団に対し、米政府がW杯へ来ないようイラン代表に求めた事実はないと否定した。それと同時に、イラン革命防衛隊(IRGC)と関係があると判断したイラン代表団のメンバーについては、入国を拒否する可能性があると警告した。IRGCは、米国および複数の国からテロ組織とみなされている。
「イランの問題は、選手たちそのものではない。問題は、彼らが同行させようとする別の人物たちの中に、IRGCと関係を持つ者がいる可能性があるという点だ。そうした人物については、入国を認められない可能性がある。しかし、選手たち自身が対象になるわけではない」とルビオ氏は語った。
ルビオ氏はまた、イタリア出身のパオロ・ザンポッリ米特使が、W杯にイランが出場しない場合にイタリアがその出場枠を引き継ぐという案を、ドナルド・トランプ米大統領や国際サッカー連盟(FIFA)に示したと英紙フィナンシャル・タイムズに話したことについて反応し、この提案は米国政府の立場を反映したものではないと述べた。
同日には、イタリア政府およびスポーツ当局がこの提案を即座に退けている。
ルビオ氏は、「イタリアがその枠を埋めるという話もあるが、それはイランが自ら来ないと決めた場合に限られる。来ないと決めるのは彼ら自身だ」と述べた。
米・イスラエルの攻撃で始まった中東での戦争により、イランのW杯参加は不透明となっており、イランサッカー連盟(FFIRI)はチームの試合を米国からメキシコへ移すようFIFAと交渉していると発表している。(c)AFP