【4月24日 AFP】イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は、空爆により重傷を負っており、「少なくとも今のところ」イラン革命防衛隊に意思決定を委ねている。米紙ニューヨーク・タイムズが23日に報じた。

モジタバ師は、父で前任者のアリ・ハメネイ師を殺害した米国とイスラエルの空爆で負傷したと伝えられる中、イランの新しい最高指導者に選出された。

その後、公の場に姿を見せておらず、書面での声明のみを発表しているため、健康状態や生存について憶測が飛び交っている。

ニューヨーク・タイムズは、複数のイラン当局者の話として、モジタバ師は「片足の手術を3回受け、義足を待っている。片手も手術を受けた」と報じた。

モジタバ師の健康状態は「徐々に回復しているが、顔と唇はひどい火傷を負い、話すのが難しい」とし、「最終的には整形手術が必要になるだろう」と伝えた。

同紙によると、モジタバ師の思考ははっきりしているが、「少なくとも今のところ」革命防衛隊の上層部に意思決定を委ねているという。

安全上の理由から身を隠しているモジタバ師へのアクセスは極めて制限されており、手書きのメッセージだけが伝えられている。

同紙によると、防衛隊の司令官はモジタバ師と面会しておらず、心臓外科医でもあるマスード・ペゼシュキアン大統領が治療に関与している。(c)AFP