中国各地で「成功したら食べ物もらえる」減量キャンペーン
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【4月22日 CGTN Japanese】中国ではこのところ、趣向を凝らしたさまざまな減量キャンペーンが各地で相次いで実施されて注目を集めています。中国南西部の重慶市や雲南省の各地では住民はコミュニティーの減量管理計画を通して、0.5キロ減量するごとに、同じ重さの牛肉または牛骨を奨励品として得ることができます。また、腹回りが明らかに細くなった住民は地鶏をもらえます。肥満がますます緊迫した公衆衛生上の問題になっていることから、地元政府はこの減量キャンペーンを支援しています。
同様のキャンペーンは中国各地で相次いで行われており、SNSで情報が拡散しています。例えば「贅肉(ぜいにく)とジャガイモを交換」、つまり減量分と同じ重さのジャガイモをもらえる方式を導入した地域があります。さらに、チェーン展開するあるスーパーは、買い物客が店内で体重を計り、10日間で減量できていれば、減量1.5キロごとに商品である牛肉あるいはザリガニまたはキウイを0.5キロもらえるキャンペーンを実施しています。
世界保健機関(WHO)によれば、中国では2022年、成人の3分の1が肥満状態でした。米国の72.4%に比べれば低率ですが、中国疾病予防コントロールセンターによれば、中国では2004年から2018年までの間に肥満者数が4倍になりました。中国国家衛生健康委員会の予測によれば、有効に抑制できなければ、2030年には成人中国人の肥満率が70.5%になります。
総合医学誌の「ランセット」によれば、中国では2021年時点で、25歳以上の人のうち4億人が肥満者でした。その原因は迅速な都市化と加工食品の摂取、運動不足などのライフスタイルにあります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News