メキシコの世界遺跡で銃乱射 カナダ人観光客が死亡
このニュースをシェア
【4月21日 AFP】メキシコの世界遺産、テオティワカン遺跡で20日、銃撃事件が発生し、カナダ人女性が死亡、5人が負傷した。当局が発表した。
メキシコ州治安当局のクリストバル・カスタネダ氏によると、容疑者は発砲後に自殺した。
ソーシャルメディアに投稿された動画には、容疑者が人気観光地「月のピラミッド」の中腹付近でピストルを断続的に発砲する様子が映されており、観光客が階段の下で身を隠したり、逃げたりする様子が確認された。
動画では、「誰かが私たちに向けて発砲している。みんな、気をつけて。警備を呼んで」との声が聞こえる。AFPはこの動画の真偽を確認していない。
現場の州当局者らは銃器、ナイフ、未使用の弾薬を押収し、観光客を敷地内から避難させた。
メキシコの保健機関によると、7人が近くの病院で治療を受けており、うち1人は未成年者だという。
カスタネダ氏によると、負傷者にはコロンビア人2人、カナダ人1人、ロシア人1人が含まれているという。
メキシコは頻発する麻薬組織関連の暴力に苦しみ続けているが、無差別の銃撃事件は比較的まれであり、特に米国と比べると少ない。
2000年以上の歴史を持つこのピラミッド都市は、メキシコで最も重要な考古学的遺跡の一つであり、メキシコ市近郊で最も人気のある観光地の一つでもある。観光庁によると、2025年には180万人以上が訪れたという。(c)AFP