【4月20日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は19日、中東での戦争によって高騰したエネルギー価格を抑えるために米国が制裁免除措置を延長したことで、ロシア産石油への制裁が緩和されたことを非難した。

ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「ロシア産石油に支払われる1ドルごとが戦争の資金になる」とし、100億ドル(約1兆5865億円)がウクライナへの破壊的な攻撃に使われていると述べた。

米国のドナルド・トランプ政権は18日、海上にあるロシア産原油および石油製品の販売を認める1か月間の制裁免除を発行した。

ゼレンスキー氏によると、国際制裁に違反して航行中のロシア産石油を積んだタンカーが110隻以上あり、1200万トンを超える原油を運んでいるという。

「それは100億ドルに相当し、ウクライナへの新たな攻撃へと直接変換される資源だ」

「ロシアのタンカーを停止させ、港に石油を届けさせないことが重要だ。侵略者の石油輸出は減少しなければならず、ウクライナの長距離制裁はその目標に向けて引き続き機能している」

米国は11日に期限が切れた制裁緩和措置を延長し、17日に時点で船舶に積み込まれているロシア産原油および石油製品の購入を、5月16日午前0時1分(日本時間同日午後1時1分)まで許可している。(c)AFP