【4月19日 AFP】ローマ・カトリック教会の教皇レオ14世は18日、貧困率が高い一方で石油資源が豊富なアンゴラに到着し、天然資源の搾取によって引き起こされる「災厄」と専制政治に対して声を上げた。

アルジェリアから始まった今回のアフリカ4か国歴訪を通じて、教皇は腐敗やアフリカ大陸の資源略奪、そして人工知能の危険性について鋭い警告を発してきた。

アンゴラの首都ルアンダでは、資源の無秩序な搾取によって引き起こされる「社会的、環境的災厄」を非難し、同国のジョアン・ロウレンソ大統領ら関係者を前に「この搾取の論理が、どれほどの苦しみ、どれほどの死、どれほどの社会的、環境的災厄をもたらしていることか」と述べた。

アフリカ有数の原油生産国で、ダイヤモンドの資源にも恵まれているアンゴラだが、その富の多くは一般市民に行きわたらず、深刻な不平等が存在している。

教皇は人々を支配下に置こうとする「独裁者や暴君」に対して声を上げるとともに、アンゴラに対し「異論を恐れないように」と呼びかけた。

1975年の独立以来、ロウレンソ大統領が率いる社会主義政党のアンゴラ解放人民運動 (MPLA) が支配してきた同国では、デモへの強硬な対応など、表現の自由を抑圧しているとの批判が出ている。(c)AFP