【4月19日 AFP】ベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏は18日、ドナルド・トランプ米大統領にノーベル平和賞を象徴的な形で「贈呈」したことについて「後悔はない」と述べた。

マチャド氏は18日、スペイン・マドリードでの記者会見で「世界には、ベネズエラの自由のために自国民の命を危険にさらした国家元首がいる」と述べ、トランプ氏による1月の作戦を称賛した。

今年1月、トランプ氏は米軍にベネズエラの首都カラカス急襲を命じ、ニコラス・マドゥロ大統領夫妻を拘束。その2週間後、マチャド氏はホワイトハウスでトランプ氏にノーベル賞を渡した。

マチャド氏は、マドゥロ氏拘束のためのトランプ氏による軍事作戦について「ベネズエラ人が決して忘れることのないものだ」と述べ、そうした理由から「ノーベル賞のメダルをトランプ氏に『贈呈』したことを後悔していない」と続けた。マドゥロ氏は現在、麻薬関連容疑で米国内で拘束されている。

マチャド氏からトランプ氏に平和賞が贈られたことについて、ノルウェーのノーベル委員会は、実際の栄誉は「取り消し、共有、または他者への譲渡はできない」としている。

マドリードで行われた支持者集会では、数千人の支持者に向けて帰国の準備をすべきと語ったマチャド氏。「私たちが27年にわたって行ってきたことは、再会の瞬間と永遠に自由な国家を築くための準備だった」と述べ、マドゥロ氏とウゴ・チャベス前大統領の時代の苦難に触れた。(c)AFP