【4月19日 AFP】ローマ・カトリック教会の教皇レオ14世は18日、自身の発言が米国のドナルド・トランプ大統領からの批判への反応として解釈されたことを遺憾に思うと述べ、同氏と議論するつもりはまったくないと強調した。

アフリカ歴訪中の教皇は、アンゴラへ向かう機内の中で記者団に対し、16日にカメルーンで行った演説を例に挙げた。

教皇は、10年近く続き、数千人が命を落とした英語圏分離独立派の反乱の中心地であるバメンダ市の聖ヨセフ大聖堂で、世界を荒廃させている「暴君」たちを批判。特に米メディアは、これがトランプ氏を指していると解釈していた。

しかし、その発言はトランプ氏が「私自身と、私が推進している平和のメッセージについて」コメントするよりもずっと前に書かれたものだと述べた。

「それにもかかわらず、まるで私が大統領との新たな論争を始めようとしているかのように受け取られた。しかし、そんなことにはまったく興味がない」と教皇は語った。

「その後に書かれた多くのことは、発言の解釈をめぐる『コメントへのコメント』にすぎない」と述べた。

トランプ氏は12日、「私はレオ教皇の大ファンではない」とし、教皇が「核兵器を欲しがっている国をもてあそんでいる」と非難した。

さらにトランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で「イランが核兵器を持つことを容認するような教皇は望まない」「犯罪に対して弱腰で、外交政策にとって最悪だ」と続けた。(c)AFP