【4月22日 東方新報】上海出入国検査当局の虹橋出入国検査所は12日、今年第1四半期に上海虹橋国際空港で発着した国際線ビジネスジェット便が約500便となり、前年同期比18.2%増だったと明らかにした。特に3月は213便に達し、前年同月比で36%を超える増加となった。単月としては過去最多で、増加率は中国本土の主要都市の中で最も高かった。

虹橋出入国検査所の王笑天(Wang Xiaotian)副隊長は、「3月のデータでは、虹橋国際空港を利用したビジネスジェットの国際線利用者は延べ1600人を超えた。入国者の約7割は、商談やビジネス活動に参加する外国人や香港・マカオ・台湾からの関係者だった。虹橋交通ハブの利便性を生かし、空港到着後に浙江省(Zhejiang)義烏市(Yiwu)や江蘇省(Jiangsu)蘇州市(Suzhou)など長江デルタ地域の都市へ移動し、視察や商談を行う人もいた。4月に入ってからもビジネスジェット便は高水準で推移しており、4月12日午後4時時点で、すでに60便以上、利用者は延べ500人近くに達している」と話した。

今年に入ってからは、元日や春節(旧正月、Lunar New Year)、清明節といった連休の影響に加え、上海で大型スポーツ大会や展示会、公演イベントが相次いで開かれていることを背景に、ビジネスや観光、文化、スポーツ、展示会が一体となった都市需要が高まっている。これにより、上海では高付加価値のビジネス移動ニーズが伸び続け、ビジネスジェットの利用ピークもたびたび見られている。

こうした運航増に対応するため、虹橋出入国検査所は利用者の集中時間帯を的確に見極めながら、人員配置を機動的に調整し、関係機関との連携も強化して、運航効率の向上を進めている。また、ビジネスジェット専用の検査場にはスマート快速レーンを設け、条件を満たした利用者は顔認証によってスムーズに通過できるようにした。さらに、青年ボランティアチームが英語、フランス語、ドイツ語など多言語で案内やサポートを行い、安全で円滑な通過と、質の高いサービスの両立を図っている。(c)東方新報/AFPBB News