イラン港湾封鎖、「必要な限り」継続 米国防長官
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【4月17日 AFP】ピート・ヘグセス米国防長官は16日、イランの港湾封鎖について「必要な限り」継続すると述べ、イランが交戦終結に向けた交渉で合意に至らなければ攻撃を再開すると警告した。
ヘグセス氏は国防総省での記者会見で、「イランがまずい選択をすれば、インフラ、電力施設、エネルギー施設への爆撃、そして海上封鎖を受けることになる」と語った。
パキスタンでの和平交渉が合意に至らずに終了したことを受け、米軍はグリニッジ標準時13日午後2時からイランの港湾封鎖を開始した。
へグセス氏と並んで記者会見に臨んだ米軍制服組トップのダン・ケイン統合参謀本部議長(空軍大将)は海上封鎖について、「船籍を問わず、イランの港湾に出入りするすべての船舶に適用される」「従わない場合、武力を行使する」と述べた。
ケイン氏はまた、米軍は他の海域でもイランへの支援物資輸送を試みる船舶を追跡すると述べた。
「この港湾封鎖に加え、合同部隊は他の責任領域における作戦・活動を通じて、イラン船籍の船舶、あるいはイランへの支援物資輸送を試みる船舶を積極的に追跡する」と述べた。
ヘグセス氏は、イラン軍が5週間以上にわたる米イスラエルによる空爆でがれきに埋もれた軍装備品を掘り出そうとしていると述べた。
ヘグセス氏はイラン指導部に向けて、「われわれは貴国がどの軍事資産をどこへ移動させているかを知っている。貴国が掘り出している間──まさに今、爆撃で破壊された施設から掘り出しているところだが──われわれはますます強くなっている」と主張。
「貴国は残された発射装置やミサイルを掘り出しているが、それらを補充する能力はない。貴国には防衛産業がなく、攻撃力も防御力も補充することができない」と付け加えた。
米中央軍(中東とパキスタン以西の中央アジア担当)のブラッド・クーパー司令官(海軍大将)は、米軍は停戦を利用して態勢を立て直していると述べた。
「わが軍は再武装と再編成を進め、戦術、技術、手順を調整している。わが軍ほど柔軟に対応できる軍隊は世界に存在しない。まさに今、停戦期間中にそれを実行している」と述べた。(c)AFP