北朝鮮、平壌総合病院長を公式化…医療体制強化の象徴人事
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【04月17日 KOREA WAVE】北朝鮮が2025年11月に開院した平壌総合病院の院長として、チョン・グムチョル氏という人物を任命していたことが、朝鮮労働党中央委員会機関紙『勤労者』2025年第12号(12月発刊)で確認された。
『勤労者』には「平壌総合病院院長チョン・グムチョル」として、寄稿文「平壌総合病院を人民の健康と生命をより安全に守ることのできる総合的で現代的な保健施設として打ち立ててくださった人民の父」が掲載された。
チョン院長は文章の中で、病院建設と運営に関するキム・ジョンウン(金正恩)総書記の指針を改めて紹介しつつ「愛民精神」を強調した。北朝鮮が平壌総合病院を住民福祉のための「党の決心」の象徴の一つとして掲げてきたことを改めて宣伝した形だ。
平壌総合病院は平壌大同江区域の党創建記念塔のすぐ前の広場に建設された。しかしこの過程で幹部たちの反対意見があったという。党創建記念塔という体制の象徴物が持つ「党の威信」を損なう可能性があるという理由からである。
しかしキム総書記は「わが党の尊厳はどんな高い塔にあるのではなく、人民の幸福な姿にある」としたうえ「父なる首領様(キム・イルソン主席)と偉大な将軍様(キム・ジョンイル総書記)が明るく微笑みながらいつも見守る場所、わが党の歴史と不滅の業績を称える党創建記念塔の前に平壌総合病院の敷地を選定する」と明らかにしたという。
チョン・グムチョル氏の経歴などは具体的には確認されていない。ただ、2026年の最高人民会議(国会)第15期代議員選挙の当選者名簿のうち、「第38号東門選挙区」の当選者が「チョン・グムチョル」となっている。東門1洞と東門2洞は平壌総合病院に隣接しているため、チョン・グムチョル氏が院長任命とともに代議員に選出された可能性がある。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News