【4月13日 AFP】サッカー、ドイツ・ブンデスリーガ1部のウニオン・ベルリンは12日、シュテフェン・バウムガルト監督の解任に伴い、マリールイーズ・エタ氏(34)を暫定指揮官に任命した。男子の欧州5大リーグで、女性が監督を務めるのは初めてとなる。

エタ氏は、来季から同クラブの女子チームで監督を務めることが決まっており、男子チームの指揮を執るのは今季終了までとなっている。

声明でエタ氏は、「クラブがこの困難な任務を私に託してくれたことをうれしく思う」「ウニオンの強みの一つは、こうした状況で団結する力。そしてもちろん、このチームで私たちが必要とする勝ち点を手にできると確信している」と述べた。

バウムガルト氏は、シーズン後半の成績が低迷する中、11日の試合で最下位ハイデンハイムに1-3で敗れたことを受け、12日に解任された。

チームはクリスマス以降わずか2勝にとどまっており、昇格・降格プレーオフ圏の16位と勝ち点7差の11位となっている。

エタ氏は現役時代、トゥルビネ・ポツダムに所属して女子ブンデスリーガで3度の優勝を経験。決勝での出場はなかったが、09-10女子チャンピオンズリーグ制覇も経験した。

26歳での引退後、ヴェルダー・ブレーメンやドイツサッカー連盟(DFB)でユースチームのコーチを務めると、2023年にはウニオンのトップチームに昇格し、ブンデス史上初の女性アシスタントコーチとなった。

ドイツを始め、イングランド、スペイン、イタリア、フランスの欧州5大リーグで女性が監督に任命されたことはこれまでに一度もない。

エタ新監督の初陣は、こちらも下位で苦しむVfLボルフスブルク戦となっている。(c)AFP