【4月12日 AFP】ボクシング、ヘビー級12回戦が11日、英ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われ、元世界王者のタイソン・フューリー(英国)がアルスランベク・マフムドフ(ロシア)を判定の末3-0(120-108、120-108、119-109)で下し、1年4か月ぶりの復帰戦を白星で飾った。試合後には、元ヘビー級王者アンソニー・ジョシュアに「英国対決」を挑んだ。

判定前にフューリーは、リンサイドで観戦していたジョシュアをリングに招き入れようとした。これをジョシュアは拒否したが、2人は言葉を交わした。

勝利が確定した後、5度目の引退撤回となったフューリーは「アンソニー・ジョシュア、次は俺と戦え。受けるか?」と挑戦状をたたきつけ、「ファンが望む試合をしよう。今度は逃げるな。10年かけてきたんだ。踊ろうぜ」と続けた。

ジョシュアはすぐさま返答しなかったが、その後「子どもの頃、お前をボコボコにしたし、また同じことをしてやる」お前に指図なんかさせない。俺は10年間ずっとお前を追いかけてきたんだ」俺がボスだ。お前は俺のために働くんだ。俺が大家で、お前はそこで働く側だ」と語った。

フューリーとジョシュアはこれまでに何度も対戦寸前までいったものの、契約やコンディションの問題、別の試合での黒星などが重なり、キャリアのピークに近い時期に同じリングに立つことはなかった。

フューリーは今年1月、ジョシュアがナイジェリアで友人2人を亡くした交通事故の直後にリング復帰を発表していた。今週フューリーは、その事故が「復帰を決定づける瞬間」だったとし、「人生は本当に短い」と考えさせられたと振り返っていた。(c)AFP