【4月10日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の汚職容疑での裁判が、イランとの紛争中に課されていた緊急措置が解除されたことを受け、12日に再開されることになった。9日、エルサレム地方裁判所が確認した。

エルサレム地裁は声明で、「司法制度の業務再開」によりネタニヤフ氏の裁判が続行可能となり、12日には弁護側証人の証言を含む審理が行われる予定だと述べた。

イスラエルでは紛争の影響で裁判が中断していたが、米国とイランが一時的な停戦に合意したことを受け、イスラエル国防軍(IDF)の民間防衛軍司令部が国内の広い地域で業務再開を承認した。

ネタニヤフ氏は、国内の複数報道機関から有利な報道を得るために取引を行ったとされる2件の疑惑に加え、富豪から26万ドル(約4130万円)の高級品を受け取り、見返りとして政治的便宜を図ったとして起訴されている。

現職のイスラエル首相として初めて汚職裁判にかけられたネタニヤフ氏は、これら3件について不正行為を一貫している。

米国のドナルド・トランプ大統領は2025年10月、イスラエル議会での演説の中でイスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領に対し、恩赦を与えるよう促した。(c)AFP