国連事務総長、レバノン攻撃は停戦への「重大なリスク」 報道官
このニュースをシェア
【4月9日 AFP】国連のアントニオ・グテレス事務総長は8日、レバノンへのイスラエルによる大規模攻撃が、米国とイランの薄氷の停戦に「重大なリスク」をもたらしていると警告した。ステファン・ドゥジャリク事務総長報道官が声明を発表した。
ドゥジャリク報道官は「レバノンでの継続的な軍事活動は、停戦および地域の持続的かつ包括的な平和への努力に重大なリスクをもたらしている。事務総長はすべての当事者に対し、直ちに敵対行為を停止するよう改めて求めている」と述べた。
レバノン保健省によると、8日のイスラエルの攻撃で182人が死亡し、890人が負傷した。首都ベイルートに対する攻撃としては、イスラエルとイランの支援を受ける民兵組織ヒズボラの武力衝突が始まって以降で最大規模となった。
ドゥジャリク報道官はまた「グテレス事務総長は、民間人の命が失われたことを強く非難し、民間人への被害が増大していることに深い懸念を抱いている」とし、「この紛争に軍事的解決策はない。事務総長は引き続き、すべての当事者に外交チャンネルを利用するよう呼びかけている」と付け加えた。(c)AFP