米下院補選、トランプ氏支持候補が勝利 MAGAグリーン氏の後任争いで
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【4月9日 AFP】米南部ジョージア州の連邦下院第14選挙区補選の決選投票が7日実施され、ドナルド・トランプ大統領の支持を受けた与党・共和党候補のクレイ・フラー氏が当選を確実にした。米メディアが明らかにした。フラー氏はマージョリー・テイラー・グリーン元下院議員の後任を務める。
CNNとCBSニュースによると、開票率99%時点で、フラー氏の得票数は7万2304票、得票率は55.9%、民主党の候補のショーン・ハリス氏の得票数は5万7030票、得票率は44.1%だった。
フラー氏は7日深夜のフェイスブック投稿で、「今夜の結果は明白だ。ジョージア州北西部は『米国を再び偉大に(MAGA)』を支持し、アメリカ・ファースト(米国第一主義)の政策を守るために連邦議会で闘う人物を求めている」と述べ、選挙戦を通して支持してくれたトランプ氏に感謝の意を表した。
これに先立ちトランプ氏は同日、フラー氏を「素晴らしい」候補者であり、「全面的に支持する」と述べていた。
フラー氏はグリーン氏の任期を引き継ぎ、2027年1月まで下院議員を務めることになる。連邦下院の議席数は共和党218、民主党214となる。
2021年に就任したグリーン氏は、トランプ氏を大統領の座に押し上げたMAGA運動の象徴的存在だったが、少女らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に死亡した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告の捜査に関する資料「エプスタイン・ファイル」の開示を強く主張したことで、トランプ氏の寵愛を失った。
グリーン氏は昨年11月、「連邦議会では常に侮蔑され、なじめなかった」と述べ、政権のエプスタイン事件への対応など、さまざまな問題でトランプ氏と決別したとして、辞任を表明した。
トランプ氏はグリーン氏の辞任表明に対し、いつものように激怒。自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、グリーン氏のミドルネーム「テイラー(Taylor)」を「トレイター(Traitor、逆賊)」ともじり、「マージョリー・トレイター・ブラウン」と呼び、「彼女は悪に染まった」と述べた。
グリーン氏は7日、対イラン軍事作戦をめぐって再びトランプ氏を激しく非難し、「彼は米国のディープステート(闇の政府)と戦い、米国の外国での戦争への関与を終わらせるために選出されたはずなのに」と述べた。(c)AFP