【4月9日 AFP】タイで7日、混雑する高速道路を猛スピードで走るダチョウが目撃された。

ダチョウが目撃されたのは、沿岸部チョンブリ県の3車線の高速道路。ダチョウの後ろを走行していた運転手が動画を撮影し、すぐ横をトラックや他の乗用車が追い越していく様子が確認された。

動画には「誰がダチョウを道路に置き去りにしたんだ?早く迎えに来い。すごいスピードだ」と、撮影者のチャイラット・ソンポンさん(33)の声も録音されていた。

チャイラットさんはAFPに、帰宅途中に一部道路が混雑していたと話し、「最初は事故だと思ったが、近づいてみると中央車線をダチョウが走っているのが見えた」と当時の状況を説明した。

「怯えてパニックになっているように見えた」ため、左車線に移動させようとしたところ、最終的に走るのをやめたのだという。

ダチョウは地球上で最も早く走る鳥で、そのスピードは成長で時速70キロに達する。

その後、ダチョウは無事に保護され、現場から約15キロ離れたリゾート地パタヤで飼育されていた生後6か月の雄と判明した。

「B1」という名前のダチョウは、パタヤで猫カフェを経営するイサラ・ボリブーンさんが飼育していた個体だった。イサラさんは、建築資材を運ぶトラックの音に驚いて飼育施設から逃げ出したのだと説明した。

この猫カフェには「B1」の他に「B2」というダチョウもいる。5か月前から飼育しているとされ、これまでダチョウが脱走するようなことはなかったという。

イサラさん「事故に遭ったのではないかと心配していた」と話し、「今後はこのようなことが二度と起こらないように、しっかりと管理しなければならない」とAFPに語った。(c)AFP