【4月8日 AFP】レバノン保健省は8日、南部サイダ市がイスラエル軍の攻撃を受け、8人が死亡したと発表した。攻撃はパキスタン首相が米国とその同盟国がイランとの停戦に同意したと発表する直前に行われた。

保健省は声明で、「敵軍であるイスラエルによるレバノン南部サイダ市への攻撃により、民間人8人が死亡、22人が負傷した。これは暫定的な数字だ」と述べた。

AFPカメラマンはサイダの臨海部を狙ったこの攻撃の現場で、カフェから炎が上がり、窓ガラスが割れて道路に散乱しているのを確認した。近くに止められていた複数の車も被害を受けた。

消防隊が消火活動に当たり、軍は現場周辺を封鎖した。

救急隊員のルアイ・サベ氏はAFPに対し、「サイダ市の海沿いの道路が攻撃を受けたとの通報を受け、2チームを派遣したが、負傷者が多数に上ったため増援を要請された」と語った。

救急隊は少なくとも6人の負傷者を現場から搬送したという。

この攻撃は、パキスタンのシャバズ・シャリフ首相が、米国とイランの間で結ばれた2週間の停戦協定には米国の同盟国も含まれており、「レバノンを含むあらゆる場所」で即時発効すると発表する直前に行われた。

パキスタンは中東紛争において、米国とイランの仲介役を務めている。(c)AFP