【4月6日 AFP】イランは6日、今年初めの反政府抗議デモでイスラエルと米国のために活動したとして有罪判決を受けた男性の死刑を執行した。司法当局が発表した。

司法当局系のウェブサイト「ミザン・オンライン」は、男性は「1月のテロリストの暴動での敵対する要員の一人だった。最高裁判所による審理で判決を確認し、絞首刑に処された」としている。

デモは生活費高騰への不満から昨年12月末に始まり、その後全国的な反政府運動へと発展して今年1月にピークを迎えた。

「ミザン・オンライン」によると、男性は「シオニスト政権と米国」のために活動していたとされ、武器を入手するために機密軍事施設に侵入した罪で有罪判決を受けた。

イラン当局は、反政府デモで治安要員や居合わせた人を含む3000人以上が死亡したことを認めているが、暴力行為は敵対勢力が扇動した「テロ行為」によって引き起こされたと主張している。

一方、米国に拠点を置く人権団体「人権活動家通信社(HRANA)」は、イラン当局による弾圧でデモの参加者ら7000人以上が殺害されたとしているが、実際の死者数はさらに多い可能性もある。(c)AFP