日本の大学生、中国福建省で交流活動
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【4月24日 東方新報】日本の静岡県にキャンパスを構える常葉大学(Tokoha University)の学生代表团11名が3月18日から福建省(Fujian)漳州市(Zhangzhou)を訪問し、現地の閩南師範大学(Minnan Normal University)と交流活動を行った。6日間の交流を終えた最終日・3月24日の午後、両国の若者は漳州の華僑村に集い、麻糬(現地伝統の餅菓子)、春巻き、おにぎり、唐揚げなどの料理を一緒に作り、笑い声のなかで別れを惜しんだ。
交流期間中、中日の学生たちは朝夕を共にし、交流を深めながら、互いの文化の共有や交流、意見交換などを通じて厚い友情を育み、民間レベルの中日友好に新たな青春の1ページを刻んだ。
また日本の学生たちは漳州市の古い街並み「古城区」を訪れ、伝統的な「簪花(地元伝統のかんざし飾り)」の装いを体験した。また、漳州を代表する三つの名産「漳州三宝」の1つである「八宝印泥伝統製法の朱肉」の製作にも挑戦した。
さらに「布袋木偶劇(民間伝承の人形劇)」や漳州刺繍(ししゅう)などの無形文化遺産に間近で触れ、「閩南工夫茶(いくつもの小さな茶碗に茶を注ぎ分け、それを皆が一気に飲み干しながら団らんをする、この地方伝統の茶会)」をともに味わいながら、中日の茶文化の違いについて語り合った。リラックスした雰囲気の中で、中国の大学生たちは日本語交流会にも参加し、互いの理解を深めた。
引率教師の戸田裕司(Yuji Toda)さんは「一連の交流活動を通じて、日本の学生たちは、リアルで立体的かつ多面的な中国の姿を目の当たりにして、日中友好に新たな若々しい活力を吹き込んだ」と述べた。両国の学生はアニメやキャンパスライフなどの話題について率直に交流や意見交換を行い、互いの距離はさらに縮まった。戸田さんは今後の両校の交流の持続的な発展にも期待を示し「中日友好のたすきが次世代へとつながっていくことを願っている」と語った。
「中国の料理は種類が豊富で、お茶の文化にはとても深みを感じた。中国の学生はとても温かく親切で、心から感動した」と語るのは、団員の1人・岡本美月(Mizuki Okamoto)さんだ。彼女はすでに簡単な中国語での会話ができるようになった。彼女は「またぜひ中国を訪れたい。中国の若者にもぜひ日本に遊びに来てほしい」と笑顔で話した。
今回の交流には、異文化の理解を深める授業や研修プログラムも組み込まれており、互いに学び合いながら青年同士の絆を深める機会となった。閩南師範大学の関係者は「わが校と常葉大学は2019年に言語文化教育に関する協力覚書を締結して以来、良好な交流を続けており、今回の交流活動は長年にわたる友情を次世代につなぐとともに、学術交流と協力のさらなる深化に向けた重要な取り組みである」と話している。(c)東方新報/AFPBB News