【4月6日 AFP】有人月探査ミッション「アルテミスII」の宇宙飛行士4人は5日、「月の作用圏」に入る準備を進めている。乗組員はすでに、人類がこれまで直接見たことのない月面の光景を目にしている。

10日間のミッションの5日目を迎えた5日朝、米航空宇宙局(NASA)のオンラインダッシュボードによると、4人を載せたオリオン宇宙船は地球から約34万6000キロメートル、月から約10万5000キロメートルの位置を飛行していた。

NASAは同日早朝、アルテミスの乗組員が撮影した画像を公開。遠くに見える月の画像には、オリエンターレ盆地が写っている。

「このミッションは、(オリエンターレ)盆地全体が人間の目で観測された初めての機会となる」とNASAは説明した。この的のような形をした巨大なクレーターはこれまでに、月周回衛星によってとらえられたことがある。

次の大きなマイルストーンは、5日夜から6日朝にかけて予想されており、その時点で乗組員は「月の作用圏」に入る。ここでは宇宙船には地球よりも月の重力が強く作用することになる。(c)AFP/Moisés ÁVILA, with Maggy Donaldson in New York