【4月6日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は5日、米国とイランの紛争を巡り、トランプ政権に対して「最後通牒」のような言葉を控え、交渉路線に舵を切るべきだと忠告した。

ロシア外務省によると、ラブロフ氏は5日、イランのアッバス・アラグチ外相と電話会談を行った。

会談でラブロフ氏は、「ロシア側は、イラン周辺の緊張を緩和するために複数の国が行っている努力が成功することを期待している」と述べ、「米国が最後通牒という言葉を放棄し、状況を交渉の軌道に戻すことで容易になるだろう」と語った。

また、両外相は、米国とイスラエルに対し、原子力発電所を含む「民間インフラへの違法な攻撃」を停止するよう求めた。

イラン南部のブシェール原発が4日、米国とイスラエルからの攻撃の標的となり、警備員1人が死亡した。原発の建設、運営を支援しているロシアは、198人の作業員を避難させると発表した。

ドナルド・トランプ米大統領は5日、ホルムズ海峡開放を巡るイランとの交渉期限を7日(日本時間8日)に延長し、合意しなければ、民間施設を破壊すると改めて警告した。(c)AFP