【4月4日 AFP】イスラエル軍は4日、イランの支援を受けるイスラム教シーア派組織ヒズボラの増援部隊の移動阻止のためにレバノン東部で橋を破壊し、首都ベイルートでは「ヒズボラのインフラ」への攻撃を開始したと発表した。

イスラエル軍は、レバノン東部を流れるリタニ川に架かる隣接する二つの橋を「増援部隊や軍事装備の移動を阻止するため」標的にすると警告していた。

国営レバノン通信(NNA)は、「イスラエルの戦闘機がソフモールとマシュガラを結ぶ橋を攻撃し、破壊した」と報じている。ソフモールでの空爆は土曜未明まで続き、NNAは戦闘機が上空を飛び交う中、町の中心部が2度攻撃を受けたと伝えた。

イスラエルはこれまでに、リタニ川に架かる五つの橋を攻撃しており、その中にはほとんどの主要交通路が含まれている。

この川はイスラエル国境から北へおよそ30キロの地点を流れており、イスラエルはこの地域で「安全保障上の管理」を維持したいとしている。

また地元メディアは、イスラエル軍が最近集中的に攻撃しているベイルート南部郊外で、2回の空爆があったと報じた。同軍はレバノン南部で地上侵攻を続けている。AFP記者も4日早朝、ベイルートで30分の間に2度ほど大きな爆発音を聞いた。

3日には、レバノン南部の国境付近にある国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の拠点で爆発があり、平和維持要員3人が負傷した。ここ数日で同様の事案は3件目となっている。(c)AFP