米国防長官、米陸軍トップや高官2人を解任
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【4月4日 AFP】米国のドナルド・トランプ政権が3日、米陸軍参謀総長のランディ・ジョージ大将と別の高官2人を解任したと、関係者が明かした。イランとの大規模な戦争のさなかでの突然の人事刷新となった。
トランプ氏は1年前の政権復帰以降、複数の高位軍人を解任しており、ピート・ヘグセス米国防長官による陸軍トップ更迭はその最新事例となった。
多くの功績を挙げてきたジョージ大将の解任理由について、ほとんど公に説明はされていない。
国防総省のショーン・パーネル報道官は2日夜、X(旧ツイッター)にジョージ大将が「即時発効で職を退く」と発表した。
40年近い軍歴の中で、ジョージ大将はイラクやアフガニスタンに複数回派遣され、陸軍副参謀総長や、ジョー・バイデン前政権下でのロイド・オースティン国防長官の上級軍事補佐官を歴任した。
米CBSによると、陸軍副参謀総長クリストファー・ラニーブ大将が参謀総長代行に就任する。
また関係者によれば、陸軍変革・訓練司令部を指揮するデビッド・ホドネ大将と従軍牧師隊を統括するウィリアム・グリーン・ジュニア少将も解任された。
トランプ氏は、2025年2月にチャールズ・ブラウン統合参謀本部議長を理由なく解任するなど、複数の高位軍人を粛清している。
ヘグセス氏は、大統領が望む指導者を選んでいるだけだと主張しているが、民主党議員らは、これまで中立性を保ってきた米軍が政治化される可能性について懸念を示している。(c)AFP