【4月3日 AFP】西アフリカ・ブルキナファソ軍事政権のイブラヒム・トラオレ暫定大統領は国営テレビで放送されたインタビューで、国民は民主主義を「忘れる」必要があると述べた。

トラオレ氏は2022年9月のクーデターで前の軍事政権を打倒し、同10月に暫定大統領に就任して以来、反対意見を厳しく封じ込めてきた。

軍事政権は昨年、選挙管理委員会を解散させ、さらに今年2月には、軍事政権主導の暫定議会が、2022年から活動を停止していたすべての政党を解散させた。

トラオレ氏は国営放送RTBのインタビューで、「そもそも、選挙の話などしている場合ではない」「国民は民主主義というものを忘れるべきだ。わが国に民主主義は不要だ」と語った。

2022年1月の最初のクーデター後に開始されたブルキナファソの民主化移行は、2024年7月に完了する予定だった。

だが同年、軍事政権は移行期間を5年間延長することを決定し、トラオレ氏が暫定大統領にとどまることを容認した。

ブルキナファソは10年近くにわたりイスラム過激派の暴力に苦しめられ、数千人が殺害されている。

国連はブルキナファソに対し、政党解散命令を撤回し、市民社会への弾圧をやめるよう強く求めている。

トラオレ氏率いる軍事政権は、西側諸国、特に旧宗主国フランスを敵視しており、多数の国際メディアを禁止または活動停止に追い込み、一部のジャーナリストを国外追放している。(c)AFP