中国、ホルムズ海峡封鎖の「根本原因」は米イスラエルの対イラン攻撃「軍事的手段では問題解決できない」
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【4月3日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領がホルムズ海峡を経由して原油を輸入する国々に対し、同海峡を掌握するよう呼び掛けたのを受け、中国は2日、米国とイスラエルによる対イラン攻撃がホルムズ海峡封鎖の「根本原因」だと述べた。
トランプ氏はホルムズ海峡を経由して原油を輸入する国々に対し、「この航路をきちんと管理すべきだ」と述べ、「ただ取って、守って、自分たちのために使えばいい」と呼び掛けた。
同海峡は、米イスラエルによる対イラン攻撃への報復として、イランによって事実上封鎖されている。
ホルムズ海峡経由で大量の原油を輸入している中国の外務省は2日、米国とイスラエルを非難した。
同省の毛寧報道官は記者会見で、「ホルムズ海峡の航行が阻害されている根本原因は、米国とイスラエルによるイランに対する違法な軍事作戦だ」と述べた。
対イラン軍事作戦をめぐり支持率がさらに低下しているトランプ氏は、作戦が終結に近づいていると強調しているが、国民向けの演説で、今後2~3週間にわたって激しい攻撃を実施し、「イランを彼らにふさわしい石器時代に戻す」と警告。
イランとの合意に至らなければ、イランの発電所などを攻撃するとも述べた。
こうしたトランプ氏による脅迫について問われると、毛報道官は「軍事的手段では問題を根本的に解決できない。紛争の激化はどちらの側の利益にもならない」と述べた。
中国はイラン産原油の主要輸入国で、その大部分をホルムズ海峡経由で輸入している。(c)AFP