【4月3日 AFP】ピート・ヘグセス米国防長官が、米陸軍参謀総長のランディ・ジョージ大将に辞任を求めたと、政府当局者が2日に明らかにした。この当局者は、ジョージ大将が即時退役を求められたとする米CBSの報道を確認した。

要請理由については明らかになっていないが、CBSは関係者の話として、ヘグセス長官が自身とドナルド・トランプ大統領の構想を陸軍で実行する人物を望んでいるためだと伝えた。

米国はイランと大規模な戦争を行っているさなかで、トランプ氏が今後数週間戦闘が続く可能性があると示唆する状況下での陸軍トップの交代となる。

40年近い軍歴の中で、ジョージ大将はイラクやアフガニスタンに複数回派遣され、陸軍副参謀総長や、ジョー・バイデン前政権下でのロイド・オースティン国防長官の上級軍事補佐官を歴任した。

トランプ氏は、2025年2月にチャールズ・ブラウン統合参謀本部議長を理由なく解任するなど、複数の高位軍人を粛清している。

ヘグセス氏は、大統領が望む指導者を選んでいるだけだと主張しているが、民主党議員らは、これまで中立性を保ってきた米軍が政治化される可能性について懸念を示している。(c)AFP