【3月31日 AFP】北朝鮮の国営通信(KCNA)とロシアのタス通信は、両国の「多くの敵」によって流される「偽情報」に共同で対抗することで合意した。両通信社が31日、報じた。

西側諸国の政府はこれまで、ロシアがオンラインや伝統的なメディアで偽情報を広めていると非難してきた。また、両国は「国境なき記者団(RSF)」の報道自由度指数で下位にランクインしている。

北朝鮮は、ロシアのウクライナ侵攻を支援するために数千人の兵士と弾薬を送っており、ロシア側はその見返りとして、孤立した核武装国家に対して財政援助、軍事技術、食料、エネルギーを提供している。

「朝鮮人民軍の兵士と将校が示す勇気と自己犠牲の精神は、すでに現代史に刻まれている」と、タス通信はアンドレイ・コンドラショフ局長の平壌での発言を引用した。

コンドラショフ氏は「今日、われわれが現代のナチズムと(共に)戦っていることは誰もが理解している」と述べた。英語の報道ではこの発言に、多くの敵がこれを嫌っており、そのためにロシアと北朝鮮に対する情報キャンペーンが展開され、偽情報が広められているとの趣旨が付け加えられていた。

メディア監視団体の国境なき記者団は、2025年の報道自由度指数で北朝鮮をワースト2位にランク付けした。ロシアは180か国中171位で、同団体は「政権が独立したジャーナリズムを厳しく禁止している」と指摘している。(c)AFP