仏極右新市長ら、EU旗を撤去 政府は「ポピュリズム」と非難
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【3月31日 AFP】フランスで最近選出された複数の極右市長が、市庁舎の正面から欧州連合(EU)の旗を降ろした。政府はこの行為を「ポピュリズム」だと非難している。
マリーヌ・ルペン氏が所属する反移民・反EUの極右政党「国民連合(RN)」は勢力を拡大しており、来年の大統領選挙での勝利を目指している。
今月行われた市長選挙で、RNは小規模および中規模の自治体で勝利を収めたが、大都市では敗北した。
当選した複数の極右市長は、躊躇(ちゅうちょ)なくEU旗を撤去した。
南部カルカソンヌのクリストフ・バルテス市長は29日、「市庁舎から欧州の旗を取り除け!フランスの旗に道を譲れ」とX(旧ツイッター)に投稿。自らEU旗を取り下げ、フランスの三色旗とオクシタニア地方の旗だけを残す映像を載せた。
南部ニース近くの海辺のリゾート、カーニュシュルメールと北部アルヌの市長も同様の行動を取った。
バンジャマン・アダッド欧州担当相は、この動きを「ポピュリズム」として非難。「彼らは、農家や産業の立て直しを目指す企業、地域が受け取る欧州資金も拒否するのか? 欧州議会の手当を返還するのか?」とAFPへの声明で述べ、「これはRNが変わっていないことを示すポピュリズムだ」と付け加えた。(c)AFP