中国、古屋圭司衆院議員に入国禁止の制裁 複数回の台湾訪問で
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【3月30日 AFP】中国外務省は30日、自民党の古屋圭司衆院議員に対し、台湾訪問を理由に中国本土や香港、マカオへの入国禁止などの制裁を科すと発表した。
同国外務省は声明で、古屋氏が「中国の強い反対を無視して複数回台湾を訪れ、中国の主権と領土保全を深刻に損なった」と非難している。
高市早苗首相が昨年11月7日の衆院予算委員会で、台湾有事をめぐって日本が集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」に該当する具体例を問われ、「戦艦を使って武力の行使も伴うものであれば、どう考えても存立危機事態になりうるケースだと私は考える」と答弁したことに中国が猛反発し、両国関係は悪化している。
中国は台湾を自国領と主張し、武力行使による併合も辞さない構えを見せている。
高市首相の側近でもある古屋氏は今月、台北で頼清徳総統と会談。その際に古屋氏は、高市氏の発言について「日本政府の従来の立場を踏まえた発言であり、問題はない」と述べていた。
古屋氏はこれまで、拉致問題担当大臣や国家公安委員会委員長を歴任しており、第2次世界大戦の戦犯を含む日本の250万人の戦没者を祭る靖国神社を幾度も参拝している。(c)AFP