揺れる共和党、中間選挙に向け亀裂 「思想の純粋性」か「中道シフト」か
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■揺れる共和党
一方、党として進むべき方向を見出すことに苦慮している支持者もいる。オースティンから参加したマイケル・シュパックさん(31)は、「中道派の票を得るには、極右や保守、トランプ色を薄めるべきだ」と話す。ただ「それは同時に、一部有権者の支持を失う可能性を意味する。それは非常に難しい問題で、私にも答えはない」と語った。
シュパックさんは、11月の中間選挙では思想的な立ち位置よりも、物価上昇などの有権者の直接的な懸念が重要になると指摘し、「人々はイランで何が起きるか、ガソリン価格がいくらになるかをより気にしている」と続けた。
また、こうした経済的圧力が、選挙結果を左右する少数の無党派層を動かす可能性があるとも述べ、「もし明日中間選挙が行われれば、下院を失うかもしれない」と、国内の生活コスト上昇や昨今の不安定な情勢に触れながら語った。
しかし、足並みをそろえることができず厳しい状況に直面する中でも、党内の意見の不一致は修復できるとの楽観的な見方はある。
バラードさんは、テキサス州の予備選における緊張は緩和されつつあるように見えるとし、「多くの人が分裂ではなく、協力という目標に向かって取り組んでいる。ゆっくりではあるが、一つにまとまりつつあると思う」と述べ、11月に向けて共和党の団結が進んでいるとの考えを示した。(c)AFP/Frankie TAGGART