マレーシア首相、イランと交渉し自国船のホルムズ海峡通過を確保「はるかに良い状況」
このニュースをシェア
【3月27日 AFP】マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は26日、イラン、トルコなどの首脳らとの協議の結果、イランがマレーシアのタンカーがエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を通過するのを許可したと発表した。
アンワル氏は国営テレビで演説し、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領をはじめ、エジプト、トルコ、湾岸諸国の首脳らと会談したと説明。
「現在、マレーシアの石油タンカーとその乗組員の解放手続きを進めており、彼らが帰国できるよう手配している」と述べ、ペゼシュキアン氏に感謝の意を表した。
さらに、マレーシアの国営石油会社ペトロナスの生産のおかげで「われわれは(他の国々よりも)はるかに良い状況にある」と付け加えた。
ペトロナスの最新のデータによると、同社は昨年、1日当たり約200万バレルの石油を精製した。
だが、アンワル氏は供給が混乱しているため、「食料価格は確実に上昇するだろう」「肥料、そしてもちろん石油とガスについても同様だ」と警告した。
また、政府が補助金を支給している燃料の買い占めや密輸を抑制するためのより厳格な規制の一環として、マレーシア国民に対する燃料の割り当て量の削減や、東部のサバ州とサラワク州におけるディーゼル燃料の購入制限の導入など、一連の措置を発表した。(c)AFP