イラン国会議長、「敵が島を占領する準備中」と警告
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【3月26日 AFP】イランの有力者、モハマドバゲル・ガリバフ国会議長は25日、敵国である米イスラエルが中東諸国の一つの支援を受けて、イランの島に侵攻する可能性について警告した。
ガリバフ氏はX(旧ツイッター)にペルシャ語とアラビア語で、「いくつかの諜報(ちょうほう)報告によると、イランの敵は中東諸国の一つの支援を受けてイランの島の一つを占領する準備を進めている」と投稿。
「わが軍は敵のあらゆる動きを監視しており、もし敵が何らかの行動を起こせば、中東諸国にある米国の重要インフラすべてを容赦なく攻撃する」と付け加えた。
ドナルド・トランプ米大統領は、イランのペルシャ湾における原油資産の奪取、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の確保を目的として地上侵攻を命じる可能性があるとの臆測が広がる中、空挺兵と海兵隊員数千人を湾岸地域に移動させている。
標的となり得る島の一つは、イランの原油輸出のほぼすべてを担うカーグ島だ。
トランプ氏はこの島を「完全に無防備でちっぽけな原油島」と呼んだ。
これに先立ち同日、イランの軍関係者は匿名でタスニム通信に対し、地上侵攻があった場合、イランは紅海を航行する船舶を標的にすると述べた。地上侵攻が起きれば、中東紛争は劇的に拡大し、世界貿易はさらに混乱するだろう。
この軍関係者は「敵がイランの島々、あるいはイラン領土のどこかで地上作戦を試みたり、ペルシャ湾やオマーン湾での海軍活動を通じてイランに損害を与えようと試みたりするならば、われわれは『奇襲』として別の戦線を開く」「(アラビア半島南西端とアフリカの間にある要衝)バブ・エル・マンデブ海峡は世界で最も戦略的に重要な海峡の一つであり、イランはこれに対して十分な脅威を与える意思と能力の両方を有している」と述べた。(c)AFP