中国外相、イランに対話促す 「和平の窓口」活用し早期交渉を
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【3月25日 AFP】中国の王毅外相は24日、イランのアッバス・アラグチ外相との電話会談で、「対話は常に戦闘よりも優れている」と述べ、事態の沈静化を強く促した。電話会談はイラン側の要請で行われたという。
中国はイランにとって主要なパートナーだが、米国が基地を置く湾岸諸国への攻撃については支持しておらず、停戦を求めている。
中国外務省によると、王氏はアラグチ氏に対し、「すべての当事者があらゆる機会と和平への窓口を活用し、できるだけ早く和平交渉プロセスを開始することを望む」と伝えた。
これに対し、アラグチ氏は「現在紛争に関与している国」を除き、船舶はホルムズ海峡を「安全に通過できる」とし、「イランは一時的な停戦だけでなく、紛争の包括的な終結を目指している」と述べた。また、中国の人道支援に対し謝意を示した。
米国とイスラエルがイランを攻撃したことで始まった紛争は中東全域に拡大し、世界の原油輸送の約5分の1を担うホルムズ海峡では、エネルギー輸送のボトルネック(停滞)が悪化している。
ドナルド・トランプ米大統領は23日、予告していたイランの発電所への攻撃期限を5日間延長した。その際、政権がイラン指導部の「最高位の人物(氏名非公表)」と協議を行っていると述べていたが、イランのモハマド・バゲル・ガリバフ国会議長は「交渉は行われていない」と否定。トランプ氏の主張は「金融・石油市場の安定」を目的としたものと主張した。(c)AFP