米国、イランに和平案送付 核停止・海峡開放条件に制裁解除 報道
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【3月25日 AFP】米国がイランに対し、核開発の厳格な制限やホルムズ海峡の封鎖解除を含む15項目の和平案を送付したことが24日、複数の報道で明らかになった。
ニューヨーク・タイムズ紙は匿名の当局者2人の話を引用し、仲介を申し出ているパキスタンを通じてこの提案がイラン側に届けられたと報じた。また、イスラエルの「チャンネル12」によると、米国とイランは1か月間の停戦を宣言し、その期間中に同提案に基づいた交渉を行う見通しだという。
チャンネル12は、この計画で両国(米国・イスラエル)は、イラン国内におけるあらゆるウラン濃縮活動の停止と、濃縮済み物質の引き渡しを求めていると報じた。イランの核開発について米国とイスラエルは、核兵器への転用の恐れがあると以前から主張してきた。
提案ではさらに、世界の石油の5分の1が通過するホルムズ海峡での無制限の航行を認めることもイラン側に求めている。イランによる報復的な部分封鎖を受け、エネルギー価格は世界的に高騰していた。
イスラエルメディアによると、その見返りとして、イランに対するすべての制裁が解除され、またブシェール原子力発電所における民生用原子力エネルギー開発での支援を受ける。同原発をめぐっては24日、イスラエルが攻撃したとしてイランが非難している。
ホワイトハウスおよび米国務省は、一連の報道について直ちにコメントを出していない。(c)AFP