【3月25日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は22日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、恐怖におびえるキア・スターマー英首相がトランプ氏との電話会談を避けようとする様子を描いたコント動画を共有した。

このコントは、米国の長寿番組を翻案した英国版「サタデー・ナイト・ライブ」の初回放送で放映されたもので、ジョージ・フォーエイカーズ演じるスターマー首相がダウニング街10番地の英首相官邸でトランプ大統領との電話会談を前にパニックに陥る様子が描かれている。

スターマー首相は架空のデイビッド・ラミー副首相に対し、「ドナルドに怒鳴られたらどうしよう?」と問いかける。

トランプ大統領が電話に出ると、スターマー首相はすぐに電話を切り、「あの恐ろしくて、恐ろしくて、素晴らしい大統領」と話すのはなぜこんなに難しいのかと弱音を吐く。

これに対しラミー副首相は、「閣下、正直にホルムズ海峡に艦船を送ることはできないと伝えてください」と述べた。エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡は、中東紛争の発端となった米イスラエルの対イラン攻撃以来、イランによって事実上封鎖されている。

スターマー首相は、「ラミー、私は彼の機嫌を取りたいんだ。君は私ほど彼を理解していない。私なら彼を変えられる」と語った。

トランプ氏はこの動画を共有した際、コメントを添えなかった。

トランプ氏は対イラン軍事作戦を開始して以来、米国への支援が不十分だとしてスターマー氏を繰り返し非難している。

スターマー氏が当初、米軍機がイラン攻撃のために英軍基地を使用するのを拒否したことを受け、トランプ氏は「われわれが相手にしているのはウィンストン・チャーチルではない」「キアには失望した」と述べ、スターマー氏が「大きな過ち」を犯したと非難。

「彼のことは好きだし、いい人だと思うが、失望した」と付け加えた。(c)AFP