【3月24日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は23日、米国がイランの別の指導者と和平交渉を行っており、イランで「政権交代」が進んでいると述べた。

米フロリダ州でトランプ氏は記者団に対し、米国側が誰と接触したのかについて、「最高指導者ではない」とモジタバ・ハメネイ師ではないことを示唆したものの、詳細についてはほとんど語らなかった。

トランプ氏は交渉相手について「トップの人物」で「最も尊敬されているリーダー」と表現。

「きょう、電話で話し合う予定だ。なぜなら、(会談する)国を見つけるのは非常に難しいし、彼らが出てくるのも難しいと思うからだ」とトランプ氏は語った。

これに先立ちトランプ氏は、イラン当局と「非常に良好で実りある協議」を行ったとして、予告していた同国のエネルギーインフラに対する攻撃を5日間延期するよう指示したことを明らかにしていた。

■「ベネズエラを見てみろ」

トランプ氏は、イランの交渉者との間で既に「主要な合意点」があると述べた。

米国側の条件として、イランが核に対する野心を放棄し、濃縮ウランの備蓄を手放すことを挙げた。

トランプ氏は、イランの当局者が発電所攻撃の脅威に圧力を受けて接触してきたと説明し、「彼らが電話してきた。私は電話していない」「彼らは合意を望んでおり、我々も強く合意を望んでいる」と述べた。

トランプ氏はさらに、ベネズエラのような取り決めをイランで模索していることを示唆した。米国軍は1月、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を拘束し、現在は米国が支援する人物が国を運営している。

「ベネズエラを見てみろ。どれだけうまくいっているか」とトランプ氏は述べ、「イランでもそのような人物を見つけるかもしれない」と続けた。(c)AFP/Saul Loeb with Danny Kemp and Sebastian Smith in Washington