FIFA会長、不安定な情勢もW杯開催は「予定通り」 イランは米国を「ボイコット」と発言
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【3月20日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は19日、イランの参加に疑念が生じている中でも、「全チーム」が出場して「予定通り」に2026年W杯北中米大会を開催すると強調した。
インファンティーノ氏は、オンラインで行われたFIFA評議会の会合で、「FIFAは、全チームがフェアプレーと相互尊重の精神でW杯に参加することを楽しみにしている」「スケジュールは決まっている。48チームの出場が間もなく確定する。W杯は予定通りに進行させたい」と述べた。
中東戦争により、イランの参加は不透明な状況にある。
大会は米国、カナダ、メキシコの共催で行われるが、イランはグループステージの試合を米国で戦う予定となっており、ロサンゼルスでニュージーランドとベルギー、シアトルでエジプトと対戦する。
しかし、イランサッカー連盟(FFIRI)のメフディ・タジ会長は、米国およびイスラエルによる自国への攻撃を受け、W杯の試合を他の開催国へ移すことを望んでいると示唆している。
タジ会長は18日に公開された動画で、「われわれはW杯に向けて準備を進める。米国はボイコットするが、W杯そのものはボイコットしない」と述べた。
FFIRIは、開催地変更の可能性についてFIFAと協議を開始したとしている。
メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領は17日、必要であれば自国がイランのグループステージの試合を受け入れる用意があると述べている。
インファンティーノ会長は、「FIFAは地政学的な対立を解決することはできない。しかし、サッカーとW杯の力を使って橋を架け、平和を促進することに尽力している。現在進行中の戦争の影響で苦しんでいる人々のことを心にとどめている」と語った。(c)AFP