上海、「グリーン・景観+」拡大へ
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【3月28日 東方新報】上海市緑化・市容管理局は10日、同局が主導して「1+3+3」の業務体系を策定したと明らかにした。これは「1つの要点」「3つのリスト」「3つの支援策」から成るもので、体系的な配置、リスト化による管理、的確な施策実施を進める狙いがある。
同日のメディア向け説明会で、同局は、情報化を「3つのリスト」の各任務や重要な段階に一貫して組み込み、課題解決を支える技術基盤と、革新的発展の原動力にしていく考えを示した。
「3つのリスト」は、2026年に同局の党組が主導する市委員会・市政府の重点任務10項目、同党組の重点業務10項目、緑化・市容分野の民生実事10項目を指す。これとあわせて、業界の質の高い発展、ビジネス環境の最適化、情報化による高品質な発展支援という「3つの支援策」も打ち出し、各任務の推進を全方位から支える。
第1の支援策である「上海の緑化・市容政策による経済社会の質の高い発展支援に関する若干の措置(2026年)」では、15項目の具体策を示した。上海は森林・緑地資源の保障を強化し、市容環境の質を高めるとともに、「グリーン・景観+」の新業態を広げて消費活力を引き出し、サービス効率の向上やビジネス環境の改善も進める。
第2の支援策は「上海市緑化・市容管理局によるビジネス環境改善と企業・市民向けサービス強化に関する若干の措置(2026年)」で、市場化、法治化、国際化に対応した一流のビジネス環境づくりを目標に、5分野15項目の施策を打ち出した。企業ニーズと課題解決を重視し、スマート化された行政サービスの拡充や、街区業態の活性化による産業支援を進める。同局は、企業向けサービス、行政サービス、都市サービスの質と効率を高め、企業や市民の手続き上の「詰まりどころ」を重点的に解消することで、一流のビジネス環境によって資源を呼び込み、政策効果を都市の発展力と民生向上につなげたい考えだ。
第3の支援策は「上海市緑化・市容管理局による情報化で事業の質の高い発展を後押しする若干の措置(2026年)」だ。「デジタル基盤の強化、デジタル知能の協調、高効率なデジタルガバナンス」を目標に、緑化・市容分野のスマートガバナンス体系を全面的に構築する。プラットフォーム高度化やシステム統合による一体型デジタル基盤の整備、公園や建設ごみ、林業など重点分野でのデジタル活用の深化、行政サービスや審査・認可のスマート化、AIエージェントの実装、データ管理と資源共有の仕組みづくりなどを進める。
今年、上海は年間重点業務を軸に全体の発展を統括する。2026年は、ごみの発生源削減とリサイクル利用を進め、ごみの総合管理効率を高めるほか、行政サービスのスマート化も推進する。また、40か所のレジャー森林公園整備、崇明東灘世界自然遺産地のPR強化、野生動物の生息地修復と個体群回復、公園都市建設の深化、新たな公園整備計画の始動、上海辰山国家植物園の建設推進にも取り組む。(c)東方新報/AFPBB News