サッカー女子イラン代表が亡命騒動経て帰国、メンバー2人が豪にとどまる
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【3月19日 AFP】中東戦争に巻き込まれたサッカー女子イラン代表チームは18日、帰国を果たし、テヘランで歓迎式典が行われることが約束された。
代表チームの7人は、女子アジアカップ初戦で国歌斉唱を拒否し、その後大会の開催国オーストラリアで亡命を求めていた。保護要請はイラン指導部にとっては面目をつぶす事態となったが、その後、主将のザフラ・ガンバリ選手ら5人が亡命の意思を翻した。
人権活動家らは、イラン当局が選手たちの家族に圧力をかけ、親を呼び出して取り調べを行うなどしたと非難したが、イラン指導部はオーストラリア側が選手たちに亡命を強要したと主張している。
結局代表チームのうち2人はオーストラリアにとどまったが、残りの選手たちは、マレーシア、オマーン、イスタンブールを経由し、トルコの陸路国境を通ってイランへ帰国するという長い旅程を終えた。
AFPの記者は、代表チームがバスでイラン側へ入国する様子を確認。代表チームのジャージーを着て、髪を覆っていた。
モハンマドバゲル・ガリバフ国会議長はX(旧ツイッター)に、帰国を受けて選手たちは「(イランの)敵を失望させ、反イラン勢力による欺瞞(ぎまん)や脅しに屈しなかった」などと述べた。
イランメディアは、当局にとって象徴的で重要なことを示すかのように、ここ数週間政府支持の集会が行われているバリアスル広場で大規模な歓迎式典が19日夜に開催されると報じている。(c)AFP